ビール醸造で主に使用される麦は大麦であり、大麦は二条大麦と六条大麦に大別されます。 大麦の穂を上から見た時に穀粒が二列に並んで見えるものを二条大麦、六列に並んで見えるものを六条大麦と呼びます。 穀粒の大きさや形状が均一で大粒であることや、デンプン含有量が多いことなどからビール醸造では主に二条大麦が使用されます。 ちなみに二条大麦も実際は穂が六列あるのですが、対角の二列のみが成長するそうです。