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ビールがピラミッドを作った?ビールの誕生秘話を徹底解説!
歴史

ビールがピラミッドを作った?ビールの誕生秘話を徹底解説!

2026年04月28日

今や世界中で愛されて飲まれているビール。
そのビールが誕生したきっかけは「パン」にあったこと、そのビールが「ピラミッドを作った」と言われていることをご存知ですか?

今回の記事ではビールの歴史を紀元前まで遡って一部解説します!

ビールはパンで作りストローで飲むものだった

ビールの誕生は紀元前3000年まで遡ります。

ビール醸造に関する最古の文字の記録として、紀元前3000年頃メソポタミアのシュメール人によってくさび形文字で刻まれた記念碑、モニュマン・ブルーがあります。
このことから、ビールの歴史はおよそ5000年と言われています。

記念碑にはビールを醸造している様子も描かれており、そこでは麦芽から作られるバッピルと呼ばれるパンを水に混ぜ、野生酵母により発酵させることでシカルと呼ばれるビールを醸造していました。
誕生した経緯は諸説ありますが、麦で作った粥を放置した結果自然に酵母が入ることで発酵したことで生まれ、当時の生水よりも衛生面や栄養面が優れていることから飲まれるようになったという説があります。

また、このように醸造したビール(シカル)はろ過技術が発達していないため不純物が多く含まれており、麦や葦の茎をストロー状にして不純物を避けながら飲んでいたそうです。
現代にその飲み方をしてしまったら酔いが早く回ってしまうため、みなさんは気をつけてくださいね。

引用:https://world-beer.jp/column/article/20151217_history_kodai.html

世界最古のビールの法律は「ハンムラビ法典」

「目には目を、歯には歯を」で有名な「ハンムラビ法典」にも実はビールに関する法律が記されていました。

紀元前1800年頃にバビロニアが栄えた後に現代でいうビヤホールのようなお店が誕生しました。
このようにビールが好んで飲まれるようになったためか、紀元前1792~1750年にバビロニアを統治したハンムラビ王が「ハンムラビ法典」を発布しました。
その中にビールに関する条文が記されています。例としては以下のような内容です。

  • ビール代は麦で受け取ること。銀で受け取ったら水責め。
  • ビールを少なく注いだり、薄めたら水責め。
  • 尼僧(女性の僧侶)がビヤホールに飲みに行ったり、経営したら火炙り。
  • 自分の酒場で反乱を企てている人を捕らえて王宮に連行しなかった女主人は死刑

一部を取り上げても物騒なものばかりですが、当時のビールは物々交換に使用できる現代での通貨と同等なものとして扱われていたため厳重に取り締まりされていました。
また、「尼僧」や「女主人」と女性に対する罰が多い理由としては、ビール醸造を司る神が女神だったことからビールの醸造や販売を女性が行っていたためと考えられています。

ビールがピラミッドを作った?

エジプトでも紀元前2700~2100年頃にビール醸造が行われていた記録があります。

パンを発酵させて醸造するところまではシュメール人と同じですが、エジプトでは味付けにルピナス、ウイキョウ、サフランなどのハーブを使用しており、アルコール度数が10%を超えるビールもあったと推測されています。

また、ビールは麦由来の糖類や酵母由来のビタミンとミネラルなどを含む栄養価の高い飲料であったため、ピラミッド建造の労働者に報酬として配給されていたそうです。
そのため、ピラミッドは奴隷として無理やり働かされていたという説もありますが、むしろビールのためによろこんで働いていたという説もあり、「ビールがピラミッドをつくった」ともいわれています。

どちらの説が正しいかはいまとなっては知ることは難しいですが、今でも愛されているビールが遥か昔にピラミッドを作ったのが事実とするとビール好きとしてはなんだか嬉しくなりますね!

最後に

ここまで、ビールの誕生や紀元前でのビールについて解説しました。

知らなくても普段の生活には全く困りはしませんが、ビールに限らず興味があるものの起源や歴史を知ることはさらにその対象を好きになるきっかけになります。
筆者の感想としては、遥か昔の偶然により5000年もの間ビールの探求が続き、今こうして美味しく飲めていることに驚きと喜びを感じています。

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